ProductsMar 22 2019

幾何学の発想と構造から生まれた「リボンジュエリー」という新しい形

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「リボンは可愛らしいモチーフ」という概念をくつがえし、モードな雰囲気を放つジュエリーで、多くのファンを魅了する『CHIKAKO YAJIMA』。リボンを使った独自のクリエイティブアイデアとハンドクラフトで生み出されるリボンジュエリーの数々は、簡単なアレンジ次第で形状や表情が変わり、使う人それぞれのセンスでオリジナリティを確立させます。リボンの新しい魅力を引き出した『CHIKAKO YAJIMA』デザイナーの矢島さんにリボンジュエリーをご紹介いただくとともに、「S.I.C.」のリボンを選ばれた理由などについてもお話をうかがいました。


ーーまず最初に『CHIKAKO YAJIMA』のブランドコンセプトをお聞かせください。

ジュエリー制作では見たことのない技法や構造を取り入れて、身に着けてくださる方々の好奇心をくすぐるジュエリーを生み出し続けたいと思っています。

モノに対する固定概念を壊すことから始め、柔軟な発想で製作することを『CHIKAKO YAJIMA』のポリシーとして掲げています。

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ーー矢島さんがリボンジュエリーを作ろうと思われたきっかけを教えていただけますか。

「"ジュエリー"としてリボンを使用したものが少ないので、目新しさを出せるのでは?」と発想したのがきっかけです。そこからかわいいモチーフの象徴であるリボンを、対極のクールなイメージに変換できないかと試行錯誤しました。曲線のイメージが強いリボンも編み込むことで四角いパーツとして角ができ、私好みの彫刻っぽさが生まれました。リボンが持つ印象の固定概念にとらわれない見せ方を追求したことで、モードなファッションにもマッチする新しい表情を持ったリボンジュエリーが生まれました。

ーーリボンをメイン素材としたジュエリーのメリットをお聞かせください。

パーツにボリューム感を出してもリボン自体が軽いので、身に着けても疲れないというのがメリットだと思います。また、手で「もみ洗いができる」ことも大きなメリットですね。長く愛用していただくために、セルフケアで美しさをキープできる素材であることも素材選びの際のこだわりのひとつでした。洗っても、伸ばしても、ねじっても型崩れしにくいので、一見柔らかそうで繊細な見た目に反するタフさも、ジュエリーの素材として優秀さを感じます。小さなお子さまがいらっしゃるママからは「金属に比べて子供が舐めたり口に入れてしまっても危険度が少なく、柔らかいので安心して身に着けられる」との声もいただきました。



こだわりは、わずかな差が印象を大きく変える「色の多さ」と「耳」

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ーー『CHIKAKO YAJIMA』のジュエリーにはSHINDOオリジナルブランド「S.I.C.」のリボンを使用されていますが、使用素材として採用を決めたポイントはどんなところですか?

例えば青色ひとつとっても、微妙な差異で何種類もの青色がある「色」のバリエーションの多さですね。「S.I.C.」のリボンは絶妙な色みが多くて、製作の際に妥協することなく求めている色に出会えます。特に、1色のなかにいろんな色が混ざっているようなニュアンスカラーが美しく、とても気にいっています。組み合わせる色同士のコントラストが強すぎるものは控えているため、同系色のカラーバリエーションが豊富というのはありがたいです。頭に浮かんだカラーで製作できるかできないかは、デザイナーとしてのアイデンティティに関わるので、イメージ通りのカラーが揃っている「S.I.C.」には信頼を寄せています。


ーー単色での美しさだけではなく、複数色を合わせた時の相性の良さがより重要なのですね。リボンジュエリーを製作するうえで、リボンの厚みなどに関してはいかがですか?

薄くペラッとしたリボンは避けたいので、厚さや質感もこだわりを持っていますが、「S.I.C.」にはとても満足しています。丁寧に織られたリボンは両耳部分がとてもきれいで、直線的な角のラインなどディテール見え方にも大きな差が出ます。以前、ジュエリー製作に最適な高品質のリボンを探していた時、ほぼ同時期にお二人の方から「S.I.C.のリボンは良いよ!」と薦めていただき、何だか運命を感じましたね。それから原宿にあるS.I.C.ショールームに何度も足を運んで、実際にいろいろなリボンを手に取ってその場で実際に編んで試作もしました。ラッピングに使用されることが多い、カットリボンなど他社のリボンとの差も手で触って実感しました。

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ーー矢島さんおすすめのリボンジュエリーを拝見させてください。

折り重なるリボンが作り出す繊細なラインで魅せる「リボンラインネックレス」です。こちらは、肌に触れる部分の大半がリボンなので金属アレルギーの方にも人気があります。リボンの部分をねじると2色のリボンを螺旋状に巻いているようにもアレンジできます。リボンジュエリーは着ける方のひと手間で違った表情が生まれ、オリジナリティのあるジュエリーとして完成するデザインになっています。

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ーー色の見え方が変わることで、モードっぽさのなかに遊び心が加わりますね。ボリュームのある8の字のパーツが主役の「メビウスネックレス」は、素敵なアクセントになってくれそうです。

「メビウスネックレス」は、8の字状のパーツを横に3つ並べているのですが、ワイヤーに通しているだけなので手軽に差替えもできます。横に並べてボリューミーに、縦に並べてスマートな印象に、数を減らしてシンプルにと、こちらもアレンジ自在です。デザインモチーフはドイツの数学者が発見した概念を図形化した「メビウスの輪」。

私は数学が好きで、図形を見るのも大好きなので、色々な図形を見ているとデザイン案のインスピレーションが湧いてくるんです。

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ーーデザインアイデアの源が数学や図形とは!『CHIKAKO YAJIMA』の洗練された無駄のないデザインを見れば、答えがひとつしかない数学の潔さにも通じているように感じます。同じくメビウスシリーズのイヤリングも素敵ですね。

こちらの「メビウスイヤリング」も、輪をぐーんとのばせば楕円形にもアレンジできるので、お顔立ちに一番似合う形状で着けていただけたらな、と思っています。

大ぶりですがとても軽く、長時間着けていても疲れません。軽いのでイヤリングでも落ちにくいとのお声をいただきます。こちらは同じデザインのピアスもあります。

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ーーどれも素敵なデザインですね!自己流のアレンジも可能とは、身に着けられる方々それぞれの楽しみ方で愛着も増していきそうです。そして今年は、こんなに素敵なジュエリーたちに出会える『CHIKAKO YAJIMA』直営店のオープンの予定があるそうですね。

3年間お世話になった台東デザイナーズビレッジから卒業し、代々木上原で『CHIKAKO YAJIMA』の直営店のオープン準備を進めています。

お客さまと近い距離感でお話しながら、ゆっくりとジュエリーを見ていただける空間にしたいと思っています。

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ーーこれからもSHINDOオリジナルブランド「S.I.C.」で、素敵なリボンジュエリー を生み出し続けてください。

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■矢島千佳子 プロフィール http://chikakoyajima.com/
instagram

https://www.instagram.com/chikakoyajima/

武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科卒業。2014年 、CHIKAKO YAJIMAを立ち上げる。
台東デザイナーズビレッジで3年間の創作活動をしながら、百貨店のイベントやオンラインショップ等でジュエリーを販売。
2019年、代々木上原に『CHIKAKO YAJIMA』直営店がオープン予定。
※2019年5月 直営店OPEN※
〒151-0065 東京都渋谷区大山町46-22 JUJUハウス2C

台東デザイナーズビレッジ
■台東デザイナーズビレッジ http://designers-village.com/
台東デザイナーズビレッジ(通称デザビレ)は、ファッション関連のクリエイターの創業支援を行う施設。廃校した小学校を改築したアトリエで、多くのブランドやクリエイターたちが活躍の場を広げている。

writtenafterwards(アパレル) / AKIKOAOKI(アパレル) / YUKI FUJISAWA(染色)/ HIROCOLEDGE(着物等)/ Fashionsnap.com(WEBメディア)/ yumiko iihoshi porcelain(食器)/ Syuro(雑貨) / m+(革小物) / Talkative(ジュエリー)/ januka(ジュエリー)等、100組近いブランドを輩出している。

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